竪型撹拌機

実用的な撹拌機、ニーズを満足する撹拌機
フジ機械の撹拌機は、培った豊富なデータ、高度な専門技術、特化された生産設備等により皆様に満足して頂ける撹拌機を製作しています。

  • 設計要素の標準化

    「必要所要動力」「撹拌軸の強度計算」「危険回転数の確認」「耐震設計」等の計算は、標準化されたフォームを使って計算を行っています。設計要素の標準化により、多様化、個別化に迅速で正確な設計処理を行っています。

  • 高品質を保障する運転検査

    製作された撹拌機は、全て水槽で試運転検査を行い満足する撹拌機を送り出します。200tのテスト水槽は、製作できるほとんどの撹拌機の運転検査が出来ます。1台1台の運転検査により高品質の撹拌機を送り出すことが可能になっています。

  • 安全性、耐久性の追及

    可能な限りメンテナンスフリーで使用できるように単純で堅牢な構造としています。安全で長くご使用頂けるように設計、製作された撹拌機です。

撹拌機選定の手順

  1. 撹拌の目的

    撹拌の目的をはっきりさせることにより、無駄な動力、過剰仕様をさけることができます。撹拌には、「混ぜていれば良い」から、粉体の溶解撹拌、分散、混合、希釈、凝集、中和反応等色々な撹拌形態が要求されます。これらの条件より、回転数、羽根形状、所要動力等が決められます。

  2. 材質の決定

    接液部材質の選定は、撹拌機における重要な要素です。通常SUS304が標準になりますが、SS材、SS/ゴムライニング、SS/テフロンライニング、SUS316、316L、チタン、ニッケル等が有り撹拌する液体(粉体)に対して選定します。

  3. 軸封の決定

    撹拌場所がタンク等で加圧、減圧されている場合、軸封の選定が必要となります。通常は、オープンタイプでダスト対策としてオイルシールをします。内圧が有る場合グランドパッキン、メカニカルシールが用いられます。圧力が高くなると加圧装置を装備したメカニカルシールを使用します。シール部の材質は、接液部材質を考慮したものが必要になります。

  4. 減速方法の決定

    撹拌機の減速方式としては、Vベルト方式、減速機方式が有ります。これらの方式にインバータ、無段変速機を組み合わせて回転数の制御をします。

  5. モータの種類

    一般的には全閉外扇屋外形が使用されます。その他安全増防爆形、耐圧防爆形等、使用場所や条件に合ったモータを選定します。

撹拌機の種類

  1. 高速撹拌機

    液一液混合の粘性の低い、小形水槽の撹拌に用います。高速のためライニングした軸は使用できません。

  2. 中速撹拌機

    最も使用されているタイプの撹拌機で、Vベルト又は減速機により1/5~1/6の減速比で300r/min程度の回転で撹拌を行います。ほとんどの撹拌ニーズに対応できます。

  3. 低速撹拌機

    大きな水槽を撹拌するには、このタイプの撹拌機が最適です。また、沈殿防止用撹拌に多く使用されます。

  4. サイド式撹拌機

    タンク側面下部付近に取付け、撹拌します。複数台の設置が可能で、大きなタンクにも対応できます。

インペラの形状と特徴

インペラは撹拌のために重要な要素で、モーター動力を運動エネルギーに転換します。
撹拌の目的、液質、撹拌容積、撹拌時間等の諸条件にもとづき形状を選定します。

プロペライメージ画像

プロペラ
最も一般的で、低中粘度液の撹拌に使用されます。2枚、3枚のプロペラで、高速~中速回転で撹拌します。均一撹拌、混合、希釈、溶解等に使用します。

パドルイメージ画像

パドル
ピッチドパドルで、羽根板に傾斜角度を持つインペラで低速回転で使用します。中・高粘度液に使用します。2枚、3枚、4枚のパドル羽根で角度は通常45度です。沈降防止、均一撹拌、混合等に使用します。

タービンイメージ画像

タービン
軸流用にはピッチドタービン輻流用にはディスクタービンを使用します。
分散、強制溶解に使用します。

アンカーパドルイメージ画像

アンカーパドル
螺旋状の板が一定の角度とピッチで作られています。高粘度液の循環流動撹拌を行います。
極めて低い回転で使用します。

門型パドルイメージ画像

門型パドル
高粘度液、高濃度スラリー液の撹拌に低速で使用します。
パドル羽根の特殊型で、槽内壁近くで羽根を回転させます。

リボンイメージ画像

リボン
スラリーが多くの液に流動性が少ない場合、凝集フロックの形成等の撹拌に使用します。

その他イメージ画像
その他イメージ画像2
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その他
羽根形状は色々な形の製作が可能です。また、上記形状の組み合わせで使用する場合も有ります。パドル羽根は2枚パドルを標準とします。
2枚にすることで開口部の大きさが3枚、4枚型に比べ小さく出来ます。材質:標準はSUS304です。SUS316,SUS316L,Ni合金等で製作可能です。ライニング:ゴムライニングが標準です。この他FRP,PVC,テフロン等の樹脂ライニングも可能です。