水中撹拌機

フジ機械の撹拌機

フジの水中撹拌機は、国内外の数多くの実績に支えられ今日に至っております。また近年では、水中撹拌機の利用分野も拡がっており、各産業界に浸透しています。水中撹拌機は、可搬式のものから、大型まで有り、そのなかで各々上向噴射式、下向噴射式、横向噴射式とご要望にそえるよう豊富な機種の展開を行っています。この豊富な機種の中より、用途に適した装置を選んで頂ければ、大きな省エネ効果と効率の良い撹拌を得られていると好評です。

水中撹拌機の特長

  • 高効率の強力撹拌

    特殊羽根により、多量の水量を循環させるため、撹拌力は非常に強力です。

  • 大きな省エネ効果

    竪型撹拌機と比べて、消費動力で50%以上も節約できる所も有ります。

  • ジェット流による旋回流

    ドラフトチューブにより、強力な流速で、広範囲まで撹拌致します。

  • 簡単な据え付け

    横向噴射式の支柱取りつけ以外は、槽底に置くだけで、据え付けに要する費用は非常に安価です。

  • 静かな運転音

    液中運転のため、運転音が気になりません。

  • 二重の保護装置

    弊社独自のダブルメカニカルシールを使用し、キャプタイヤケーブルには保護ホースを取りつけ安全性の向上を図っています。
    また、大型機にはサーマルプロテクタ、浸水検知器を取りつけ一段と信頼性の向上を図っています。

  • 錆びにくい材質

    標準機の接液材質はSUS304及び相当品です。

  • 高温液も撹拌

    標準機は、液温40℃までの使用です。高温型は、60℃までの外液に対応致します。

  • 簡単な保守、点検

    本体を槽外へ出すだけで、保守・点検が出来ます。

  • 深い槽も簡単に

    従来、深い水槽の竪型撹拌機は、下部軸受等の設置で、高価、煩雑になっていましたが水中撹拌機では、水深10mまで問題有りません。

水中撹拌機の機種

バッチ運転用

30分定格 ただし、ZF003型は連続定格

  • 上向噴射式

    NewZF型・ZF型003、005、101、102

  • 下向噴射式

    NewZF型101・ZF型004

※ NewZF型101・ZF型101はステータ廃番の為新規製作を行っておりませんが、修理は行っております。
NewZF-101の同等品はHT-101LSとなります。

連続運転用

上向噴射式 モータ直結型 HT型
減速機組込型 HTG型
下向噴射式 モータ直結型 HTDW型
減速機組込型 SJR型
減速機組込型 SJR型-A型(バッキ装置装着型)
横向噴射式 槽低設置型 モータ直結型 SH型
減速機組込型 SHG型
支柱方式 モータ直結型 SHP型
減速機組込型 SHGP型

型式表記

型式表記図

設置方法

  • 支柱方式以外は槽底に置くだけで設置は完了です。
  • 槽底面がフラットでない場合(FRPライニングの槽)は、機械が動く可能性が有りますので、機械を固定してください。 (1/50以下のゆるい傾斜ならば固定の必要はありません)
  • 撹拌機を水中で宙吊りの状態では使用しないでください。
  • 撹拌機を槽底に設置しましたら、保護ホース及び吊り具(ロープ又はチェーン)を羽根に巻き込まれない程度(10~30cm程)緩めて液外に固定してください。もし保護ホース又は吊りチェーンが長すぎる場合は、運転中に水流により巻き込まれない様に、液外の邪魔にならない所に、各々を紐等でまとめ適切に取付してください。
  • 吊りチェーン、チェーンブロック、支柱、中継端子箱はオプションです。 (吊りチェーンは、単位ピッチ毎にリングを取り付けたタイプもあります。)

上向噴射式

上向噴射式図

吊りチェーン、保護ホースは噴出流域にかからない様設置して下さい。

下向噴射式

下向噴射式図

大型機種は、天井部がある場合はチェーンブロック等の設置があれば、メンテナンス時に便利です。

横向噴射式

横向噴射式図

横向噴射型支柱方式には、上下、左右の調整可能タイプも有ります。

保守点検

水中撹拌機の保守・点検は下記の通りです。保守・点検の業務を的確に行うことにより、その性能を十分発揮いたします。

  • メカニカルシール用潤滑オイルの定期的交換

    ①使用開始より3ヶ月目位に1度交換して下さい。
    ②1年毎に1回交換

    オイル交換は、水だまりにたまった液をも同時に出しますので、必ず行って下さい。

  • 絶縁抵抗のチェック

    3~4ヶ月毎に1度チェックして下さい。
    100MΩ以下になりますと、毎月チェックして下さい。
    10MΩ以下になると、整備を推奨します。

  • 負荷状態のチェック

    羽根、シャフトに異物が付着したまま使用しますと、負荷が増加してモータ焼付けをおこします。定格電流値以下で運転しているか定期的(月に1度程度)に電流を測って下さい。あるいは電流計を読み取って下さい。

  • メカニカルシールの交換

    液質により交換時間は異なりますが、モータ直結型は、1.5~2年位に1度、減速機型で3~5年位で1度交換してください。交換方法は、取扱説明書に従って行って下さい。

  • ベアリングの交換

    20,000時間毎に交換して下さい。但し、途中で液が侵入した場合は、その時の分解修理時に交換して下さい。

  • Oリング、オイルシール等の交換

    Oリング、キャプタイヤケーブルシールゴム、オイルシールは、分解時に必ず新品と交換して下さい。

使用例

下水処理場、し尿処理場、工場排水処理、農畜産汚泥汚水処理、製鉄業、紙パルプ工場、養魚場、醸造業、食品工業、化学工業、電子産業等

噴射方式による具体例

水中撹拌機を使用する場所において、どのタイプの水中撹拌機が、撹拌の目的に合うかを始めに検討しなければなりません。一般的には、均一撹拌には上向、横向方式が、沈殿防止等には、下向方式が選定されます。次の具体例を参考にして選定してください。しかし、液と混合物の兼ね合いにより均一撹拌でも下向方式を使用する例外もございます。条件を提示いただければ選定のアドバイスをいたします。

上向噴射方式 ・液一液攪拌
・下水処理関係攪拌
・生物処理槽用(低粘度)
・pH調整
・メッキ廃液
・クーランド液攪拌
・薬品混合
・スープソースの攪拌
・酒、醤油等の攪拌
・現像液の攪拌
・工場廃液の一般的な攪拌
・ビル排水用攪拌
下向噴射方式 ・沈殿防止攪拌
・下水処理関係攪拌
・生物処理槽用(高粘度)
・担体流動床
・し尿処理槽用
・焼却炉灰汚水沈殿防止用
・苛性ソーダ溶液
・水マグ、石灰等沈殿防止
・鉄粉スケール沈殿防止
・水ガラス攪拌
・コンスターチ攪拌
・生コン排水ポンプアップ補助攪拌
・粘土均一攪拌
・パルプ液の攪拌
横向噴射方式 ・液一液攪拌
・沈殿防止攪拌
・生物処理槽用
・工場廃液の一般的な攪拌
・下水処理関係攪拌
・バルブ液の攪拌
・スカムの破壊、沈殿防止