撹拌機資料

撹拌機の取付位置と撹拌液流

(A)竪型円筒タンク

中心取付図

A-1 中心取付

偏心取付図

A-2 偏心取付

バッフルプレート付図

A-3 バッフルプレート付

A-1 上下循環流よりも撹拌翼を中心に、同心円的な渦巻流れが大きくなり、撹拌効果は最良条件であるとはいえない。固体一液体の混合の場合には粒子の偏在、沈積を来たす。
A-2 低粘度の場合には偏心取付は乱流状態が得られ、タンクに対して同心円的な流れが無くなりバッフルプレート付きと同じ効果を生じ理想的である。
A-3 バッフルプレートにより渦巻流動が抑制され、上下循環流が支配的となり液は乱流状態となり撹拌効果が相乗的に増大する。バッフルプレート撹拌翼の形状により消費動力が数倍になることがある。

(B)角槽及短形及長形タンク

偏平長方形タンク図

B-1 偏平長方形タンク

丸型長形タンク図

B-2 丸型長形タンク

深タンク図

B-3 深タンク

B-1 タンク壁に直線部が有るので、バッフルプレートの必要はない。タンクの4コーナーには液の滞留を生じるので必ずラウンドコーナーにする。撹拌機はタンクの辺の長さに応じて台数を増やす。
B-3 規格以上の長い撹拌シャフトを要する為、底部にはフートベアリングをセットする(揺れ止め)撹拌翼もその時の状態により2段か3段かを決める。バッフルプレートを取付けた方が一層撹拌効果が上がる。

(C)可搬式撹拌機 プロペラ固定位置

可搬式撹拌機図

C-1 可搬式撹拌機

C-1 可搬式は多くの場合シャフトを斜めに固定するので、竪形式の偏心取付に相当しバッフルプレート付と同じ効果をもたらす。特別な場合を除いて、バッフルプレートを使用しない方が撹拌効果はおちない。

セット位置及び各部関連寸法(中速程度の回転数の場合〔低粘度用〕)

各種液の粘度の目安 稀薄液 100CP以下、中粘度 2500CP以下
粘度 液(常温) 粘度 液(常温)
1.0CP 1000 グリセリン・ヒマシ油
10 軽油・灯油 2500 加熱シリンダー油・原油
100 ダイナモ油・流動パラフィン 100000 糖蜜

L=H-B B=1~1.5d又はB≒1/4z C≧1.5d
Z≧4dの時翼2段 間隔A=1.5~2.5d Z≒1.2~1.5D
W≧0.08-0.10D 設置数2~4枚 l≒Z
M=1~1.5d (翼径比が大きい小形槽の場合)
M=0.2~0.25D (翼径比が小さい大形槽の場合)
β≧α (撹拌条件、撹拌液物性により加減する)

軸封方式の種類

  1. オイルシール
    オイルシートイメージ図

    最も一般的で、通常ダストシールとして使用します。
    密閉性は有りません。
    使用温度:80℃以下
    槽内圧力:大気圧
    オイルシール材質:NBR(標準)

  2. グランドパッキン
    グランドパッキンイメージ図
    グランドパッキンイメージ図2

    使用温度:100℃以下
    パッキンケースに冷却ジャケットを設け170℃まで使用可能です。
    槽内圧力:大気圧~0.5MPa

  3. メカニカルシール
    メカニカルシールイメージ図1
    メカニカルシールイメージ図2
    メカニカルシールイメージ図3

    方式:シングルメカニカルシール ドライメカニカルシール ダブルメカニカルシール
    槽内圧力:シングルメカニカルシール:大気圧~0.03MPa(0.3kg/cm2G)
    ドライメカニカルシール  :大気圧~0.2MPa(2.0kg/cm2G)
    ダブルメカニカルシール  :1.0MPa(10kg/cm2G)まで可能

  4. その他

    ウォータシール方式、加圧ポット付きメカニカルシール方式等の製作も可能です。サイド
    撹拌機においては、槽内の液を抜かないで軸封部の交換可能なタイプも製作致します。