水中ばっ気撹拌機

SJRA型

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広範囲撹拌と均一撹拌に『ばっ気』をプラスして、公害のない環境づくりに貢献出来る装置です。 フジ・サブジェットレータ・アトマイズタイプは、省エネ型「ばっ気装置」を装着しています。 この装置は中速回転の特殊インペラと、同軸に取りつけたコーンにより供給された空気を 効果的に微細化し、小動力の電動機でも吐出する水量と酸素移動量は大きく撹拌力は 抜群です。 なお、嫌気槽には空気を吹き込まない様にすることで簡単に対応できるため、一般の ばっ気撹拌は勿論、農業集落排水の回分槽、原水調整槽の撹拌、微ばっ気(少量の空気)での撹拌など幅広い撹拌用途 に応用できます。

酸素移動効率が高い省エネ型

独特の下吹出し構造により、送気量の広い範囲で酸素移動効率が高くなるため、従来の 散気式に比べて送気量を大幅に低減できます。尚、邪魔板を空気供給管出口に取付け、 コーンの回転との相乗効果で、空気をより微細化し、酸素移動速度をより一層高めます。

下吹出し構造で撹拌力は大

空気の散気位置がインペラ下流側にあり、またインペラの水力性能が優れているため、 送気量に左右されることなく一定の循環水量が得られ、水槽底部の広い範囲の流動化 が大です。

腐食に強いSUS304製

標準で接液部材質は全てSUS304を採用し、水中機械なので従来より、腐食に対しては 注意を払っています。

攪拌とばっ気双方に対応

撹拌とばっ気の双方に対応可能で送風機の運転、停止操作や空気配管中のバルブの開閉操作だけで、好気と嫌気の双方 に兼用できます。
好気と嫌気の双方運転の場合でもコーン方式のため全く目詰まり致しません。(構造図参照) あらゆる形状の水槽に適応できます。
二次公害は一切ありません。水中撹拌式のため、騒音がほとんどなく、静かで衛生的です。

仕様表

型式 電動機出力
(kW)
送気量
(㎥/min)
酸素移動量(kgO²/h)
※清水20℃溶存酸素濃度(Omg/l)
吐出水量
(㎥/min)
適用槽
※汚泥濃度4000ppm時
設置水深
3mの場合
設置水深
4mの場合
設置水深
5mの場合
設置水深
6mの場合
有効水深
(m)
最大容量
(㎥)
最大平面積
(㎡/水深5m時)
SJRA-101-LS 0.75 MIN0.6 1.8 2.2 2.6 2.8 14.1 3~6 125 25
MAX1.1 2.8 3.4 3.8 4.4 14.1 3~6 125 25
SJRA-102-LS 1.5 MIN1.2 3.7 4.3 5.0 5.5 21.3 3~6 250 50
MAX2.5 5.9 7.0 8.0 8.9 21.3 3~6 250 50
SJRA-103-LS 2.2 MIN1.8 5.4 6.3 7.3 8.0 26.7 3~6 360 72
MAX3.0 7.6 9.0 10.2 11.4 26.7 3~6 360 72
SJRA-105-LS 3.7 MIN2.5 7.6 9.1 10.9 11.6 36.7 3~6 600 120
MAX5.0 12.1 14.9 17.1 19.0 36.7 3~6 600 120
SJRA-1075-LS 5.5 MIN4.0 11.6 14.0 15.9 18.1 46.7 3~6 900 180
MAX7.0 17.2 20.5 23.9 26.1 46.7 3~6 900 180
SJRA-1010-LS 7.5 MIN5.0 15.1 17.8 19.9 23.2 56.4 3~6 1,200 240
MAX9.0 22.2 26.8 31.0 34.5 56.4 3~6 1,200 240
SJRA-1015-LS 11 MIN5.0 18.7 22.3 25.4 28.4 70.8 3~6 1,800 360
MAX11.0 27.9 33.2 37.9 42.3 70.8 3~6 1,800 360

フレキシブルホース寸法表

フレキシブルホース寸法表の画像
型式 電動機出力
(kW)
A B C D G W 本体重量
(kg)
SJRA-101-LS 0.75 Φ660 813 500 370 50A 750 150
SJRA-102-LS 1.5 Φ720 923 600 410 65A 800 190
SJRA-103-LS 2.2 Φ820 982 630 460 65A 900 250
SJRA-105-LS 3.7 Φ920 1,030 650 515 80A 1,000 320
SJRA-1075-LS 5.5 Φ950 1,170 700 545 100A 1,050 460
SJRA-1010-LS 7.5 Φ1,000 1,250 730 570 100A 1,100 650
SJRA-1015-LS 11 Φ1,050 1,148 850 620 125A 1,150 750

ガイドパイプ寸法表

ガイドパイプ寸法表の画像
型式 電動機出力
(kW)
A B C D G W 本体重量
(kg)
SJRA-101-LS-P 0.75 Φ660 813 50A 370 50A 900 130
SJRA-102-LS-P 1.5 Φ720 923 65A 410 65A 960 150
SJRA-103-LS-P 2.2 Φ820 982 65A 460 65A 1,060 200
SJRA-105-LS-P 3.7 Φ920 1,030 80A 515 80A 1,180 300
SJRA-1075-LS-P 5.5 Φ950 1,170 100A 545 100A 1,270 440
SJRA-1010-LS-P 7.5 Φ1,000 1,250 100A 570 100A 1,300 600
SJRA-1015-LS-P 11 Φ1,050 1,148 125A 620 125A 1,400 700

注意点

※吐出方向は、下向噴射式です。
※送気量は、MIN(最小)~MAX(最大)の範囲内で選定して下さい。
MIN(最小)より少ない送気量の酸素移動量は、酸素移動図の延長線上で読み取り下さい。
※酸素移動量は、約10%の変動がありますので、余裕を見込んで選定して下さい。
※適用槽の諸条件(最大容量・最大平面積)は、槽底部の平均最小流速が約0.1m/s以上になる値です。